安心のさらに上をいく安全システム

セーフティモジュールSE6はSTOBERとPilz GmbH & Co. KG社の共同開発により生まれた製品です。 自律型コントローラSD6専用に設計されています。

Safe Torque Off（セーフトルクオフ、STO）に加え、EN 61800-5-2に定められたドライブベースの安全機能を最高レベルの安全性で提供します。 特に停止や監視については幅広い機能をカバーしています。

ワーストケース発生時の反応が迅速なので確保すべき安全距離も小さく抑えられ、再稼働までの時間が短いのも嬉しいメリットです。 また、モータやエンコーダの選定で最大限の柔軟性を発揮します。

最大2台のブレーキに対応するブレーキマネジメントシステムを内蔵したSD6は、ドイツ法定災害保険（Deutsche Gesetzliche Unfallversicherung、DGUV）が定める、重力負荷を受ける垂直軸に対する要件も実践に即した形で満たしています。

SY6はドライブコントローラSC6シリーズとSI6の各シリーズを拡張し、Safe Torque Off（セーフトルクオフ、STO）とSafe Stop 1（セーフストップ1、SS1）の安全機能を実現するセーフティモジュールです。

ドライブコントローラにセーフティモジュールSY6を組み合わせるこの安全コンセプトでは、安全機能STOおよびSS1はEtherCATを介して作動します（Fail Safe over EtherCAT、FSoE）。

SC6シリーズおよびSI6シリーズのドライブコントローラはEtherCATおよびFSoEの適合試験にも合格しています。 これは通信インタフェースを検証し、下位通信の信頼性とメーカーに左右されない機能性を保証するためのテストです。

ST6およびSR6は、第6世代のドライブコントローラを拡張して安全機能Safe Torque Off（セーフトルクオフ、STO）を実現するセーフティモジュールです。
ST6はSD6シリーズ専用に、SR6はSC6シリーズおよびSI6シリーズ専用に設計されています。

ST6およびSR6は完全な電子ソリューションで、迅速かつ摩耗知らずです。

機械の運転を中断して定期的なシステムテストを実施する必要はもうありません。 現場の皆様にとっては機械や設備の稼働率向上を意味します。

機能テストの計画や文書化にかかる膨大な手間暇も不要となるので極めて実用的です。

第5世代のドライブコントローラでは、オプションのASP 5001モジュール（「ASP」は「Anlaufsperre」の略語。 ドイツ語で「始動ブロック」の意）を使って安全機能Safe Torque Off（セーフトルクオフ、STO）を実装できます。

適切な外部回路を使えば、安全機能Safe Stop 1（セーフストップ1、SS1）やCat.1の停止機能をDIN規格に準拠した形で実現することも可能です。 STOは安全なフォールバックを形成します。