安全機能。
安全機能とは、機械から生じる様々なリスクを、許容可能な範囲内に抑えるために機械に備わっている制御機能です。
読みやすくするため、安全機能を、停止機能、制限機能、位置決め機能、ブレーキ機能および監視機能にカテゴリー分けしています。
停止
確実な停止。
STO – Safe Torque Off = セーフトルクオフ
- ドライブコントローラを確実にスイッチオフ。
- モータへのエネルギー供給を確実にスイッチオフにします。
- 再始動を確実に遮断するのに最適。
SS1 – Safe Stop 1 = セーフストップ 1
- STOへの移行付き監視ブレーキ。
- ブレーキ時にすでにエラーを検知。
- 小さな安全間隔に最適。
- STOBERにおける、その他すべての安全機能の逆戻りレベル。
SS2 – Safe Stop 2 = セーフストップ 2
- SOSへの移行付き監視ブレーキ。
- ブレーキ時にすでにエラーを検知。
- 連結された軸と迅速な再始動向けに最適。
制限
確実な制限。
SSR – Safe Speed Range = 安全な速度領域
- 自由に選択可能な回転数の上限と下限。
- 動的偏差によって最適。
- 回転数の領域監視に最適。
SLS – Safely Limited Speed = 確実に制限された速度
- 最大許容回転数の差動監視。
- 動的偏差によって最適。
- モニタリングと試運転に最適。
SDI – Safe Direction = 安全な移動方向
- 移動方向の遮断。
- パラメータ化ができる許容ベルト。
- リミットスイッチ監視に最適。
動的な許容ウィンドウ付き
位置監視
確実な位置監視。
SLP – Safely Limited Position = 確実に制限された位置
- 確実な位置領域。
- 絶対位置を妥当化。
- 持続的な位置監視に最適。
SLI – Safely Limited Increment = 確実に制限された増加ジョグ
- 確実に監視された増加ジョグ。
- シングルエンドの移動制限。
- 可変の位置監視に最適。
SOS – Safe Operating Stop = 確実な運転停止
- 監視された停止。
- ドライブは制御されたまま。
- ロードおよびアンロード時の迅速な再スタートに最適。
ブレーキマネジメント
安全なブレーキマネジメント。
SBC – Safe Brake Control = 安全なブレーキマネジメント
- 一つまたは二つのブレーキが選択可能。
- ブレーキタイプに依存しない。
- ショートおよびケーブル破損監視。
- 重力負荷のかかる軸に最適。
SBT – Safe Brake Test = 安全なブレーキマネジメント
- 個別にパラメータ化できるテスト手順。
- 文書化の義務を省略。
- 重力負荷のかかる軸に最適。
ブレーキの研磨
- 交換する代わりに、リフレッシュ。
- ブレーキの自動研磨。
- 機械可動率を高くするために最適。
監視機能
安全なモニタリング。
これら機能は、記載された安全機能をただ監視するためのものであり、安全機能の略記号として、‐M印がつけられています。
- 全設備での可変の安全反応向けに最適。
- 持続的な設備保護に最適。
確実な制限: SLS-M、 SSR-M、 SDI-M
安全な位置監視: SLI-M、 SLP-M、 SOS-M
安全システム詳細
Better safe than sorry!
安全システムについて詳細をご覧ください。
重力負荷のかかる軸を規格に従って保護する方法をご紹介しています。
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