切り替えて高効率。
SPINNER Werkzeugmaschinenfabrik GmbHは、さまざまなサイズの高性能CNC万能旋盤「TCシリーズ」を開発しました。 最大バージョンのTC800は、コンパクトなタレット式旋盤。 63キロワットの最大出力で回転数は2600 rpmに達します。 ラジアルタレットまたは軸方向タレットは、最大24個の工具に対応できるよう設計されています。 また、オプションはY軸と対向ボールねじ軸で構成されています。 最大直径800 mm、長さ1500 mmまでの旋削部品をこの機械で仕上げることができます。
このシステムは、比較的低いボールねじ軸回転数で効率的に切削できるだけではありません。 小径旋盤部品に対応した回転数まで瞬時に上昇させることも可能です。 そのため、十分な切削速度で加工できます。 また精緻な精密旋削にも最適。 STOBERが2速モード減速機 PS SensorShiftを納品したのは、まさにそのためです。
「STOBERは頼もしいパートナーです。 品質も高く、納期も信頼できます。 非常に建設的な協力関係も特に評価しています。 STOBER一社ですべてカバーできるので、コミュニケーションも楽になりました。 これは、開発の初期段階において特に重要なポイントです。 おかげで常に競合他社の一歩先を進むことができます。 」
– SPINNER Werkzeugmaschinenfabrik GmbH社の電気・ソフトウェア開発部長 ヘルムート・マイアー氏
必要なのは1台の減速機のみ.
主軸を低回転数から高回転数に、また高回転数から低回転数に切り替えるために、これまではたった1台の2速モード減速機が組み込まれていました。 ただし、二社のメーカーの2速モード減速機です。 その原因は、ユーザーが使用複数の制御システムを使用していたことでした。 そのため、モータもさまざまなサプライヤー製のもので、寸法もまちまちでした。
STOBERがお勧めするのは、2速モード減速機 PS25です。 この比類ない減速機のおかげで、機械メーカーは、装着するモータ製品に応じて簡易アダプタ部品との減速機インターフェイスを変更できます。 そのため、2台保管しておく必要はなく、各モータに数分足らずで装着するための減速機をボールねじ用に提供することが可能になります。
さらなる利点。
- STOBERの2速モード減速機には、2つの切り換えステージが搭載されています。 高回転数での精緻な精密加工に、またモータトルク乗算を用いた減速切り替え時の高切削出力にも最適。 動作上信頼できる切り替え方式です。
- これらの回転数に切り替えるために、減速機の第1切り替えステージでは直結ギヤを利用できます。 減速比 i = 1では、遊星キャリアと遊星歯車セットが完全に連結解除されており、モータトルクはほぼ損失なく伝達されます。 このおかげで熱が発生しないため、エネルギー効率が大幅に改善されることになります。
- ユーザーは、回転数が変化しない時に機械の熱負荷を低減し、冷却に要する費用を節約することができます。 効率性は95パーセントを超えます。 さらに減速機の入熱を抑えつつ、同等のシステムよりもはるかに高い回転数で作業できるため、機械のパフォーマンスが向上します。
- 費用性能比に優れ、技術的に比類のない減速機です。
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一つひとつの駆動用途に合わせて組み合わせ可能なSTOBERのドライブコントローラ。 SC6、SI6、SD6と3つのシリーズで用途を選びません。
駆動技術のトップランナー、遊星歯車減速機。 STOBERは1980年代からその開発に取り組むスペシャリストです。 高性能、 高精度、 ご要件に適合。
工作機械における数十年の豊かな経験と幅広い製品ラインナップに支えられ、
一つひとつの機械に最適なソリューションを見つけられるのが弊社の強みです。
うまく使いこなしてください。
直感的な操作が可能な弊社の製品コンフィギュレータを使えば、フィルタを設定して条件に合った駆動ソリューションを検索し、その結果を比較、保存、共有するといった選定作業が簡単に行えます。